公的個人認証サービスを活用した「口座開設アプリ」を導入
- マイナンバーカードのICチップ情報を読み取りリアルタイム本人確認を実施 -
2021.05.27
大和証券グループの株式会社CONNECT（本社：東京都中央区、代表取締役：大槻竜児、以下「CONNECT」）は、大日本印刷株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長:北島義斉、以下「DNP」）が開発した「公的個人認証サービス（JPKI）」*1を活用し、スマートフォン上で非対面かつリアルタイムに本人確認ができるサービスをスマートフォン用証券口座開設アプリに導入し、2021年5月26日に提供を開始しました。
CONNECTの証券口座開設アプリの導入について
CONNECTでは口座開設にあたって、スマートフォン（もしくはPC）より本人確認書類等の画像をアップロードいただき、その後、ログインに必要なパスワード情報等は転送不要の簡易書留郵便で郵送しております。
今後は従来の方式に加え、DNPが開発した「口座開設アプリ」も加わり、より簡単にお手続きいただけることになりました。アプリを起動させ、スマートフォンにマイナンバーカードを接触させると、カードのICチップ情報を読み取り、自動で情報が入力されます。これにより、従来お客さまのご負担となっていた、本人確認書類等の撮影・画像アップロード・住所等の入力は不要になり、お客さまの利便性が向上します。
当アプリが導入する公的個人認証サービス（JPKI）は、総務大臣認定取得事業者であるサイバートラスト社の本人確認サービスと連動しているため、安全かつリアルタイムに本人確認が実施でき、簡易書留郵便による受取が不要となります。アプリに通知が届くことで、スムーズにお取引アプリのログイン・お取引を開始していただけます。
アプリ利用イメージ（iPhoneの場合）
また、お客さまは、口座開設時にマイナンバーを証券会社に提供する必要がありますが、「口座開設アプリ」ではマイナンバーカードから情報を読取ることにより、マイナンバーの提供も完了します。
口座開設アプリは、下記からインストールが可能です。今までより、便利・安全になった、当社のサービスをぜひご利用ください。
DNPの「eKYC総合サービス」のJPKI機能について
DNPでは、2019年から本人確認書類と顔写真で本人確認・本人認証を安全に完結できる「eKYC総合サービス」を金融機関向けの「口座開設アプリ」や、新型コロナウイルスの感染拡大によってニーズが高まる非対面手続きにおいて導入してきました。
今回、新たにJPKI機能を追加し、マイナンバーカードを使ってリアルタイムに本人確認サービスを提供します。
公的個人認証サービス（JPKI）の概要
公的個人認証サービス（JPKI）は、総務大臣認定取得事業者であるサイバートラスト社の本人確認サービスと連動しています。JPKIによる本人確認と、申込情報の取得などを行い、その結果をDNPの口座開設システムに送信します。申込みから本人確認、サービス利用までを1つのアプリで実現できるため、ユーザー操作性を損ないません。
*1：公的個人認証サービス（JPKI：Japanese Public Key Infrastructure）について： https://www.jpki.go.jp/
※記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。今後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。
大日本印刷の概要
| 商号 | 大日本印刷株式会社 |
|---|---|
| 本店所在地 | 東京都新宿区市谷加賀町1-1-1 |
| 代表者 | 北島 義斉 |
| 資本金 | 1,144億円 |
以上
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